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2017年06月02日

パラオの蜻蛉(007) コフキヒメイトトンボ Agriocnemis femina femina

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コフキヒメイトトンボはパラオの水辺で最もよく見られる小型のトンボです。
イトトンボの仲間はパラオでは4種類見られますが、その中でも最も数が多く、何処の水辺でも見られる種類です。

ただし、ややこしいことに雌雄と成熟具合でほとんど姿の違う4つの形態をしているのです。
まだしっかり調べていなかったときには、パラオはイトトンボの種類の多いところだなぁなんて思っていたくらいです。

まずはオスの成熟タイプ。(左上)
胸に白い粉が生じて青白色に見えるのが最も大きな特徴です。
尾部は全体的に背面が黒、腹面が薄い黄色です。
成熟が進むにつれて白い粉が増え尾部先端の赤が消えていきます。

オスの未成熟タイプ(左下)
胸は薄青緑で背面正中線とその下に黒い線が入ります。
尾部は背面が黒、覆面が薄黄で先端が鮮やかな朱色になります。

メスの成熟タイプ(右上)
胸は薄水色で背面正中線とその下に黒い線が入ります。
オスほどではありませんが、薄く粉を吹きます。
尾部は尾部は全体的に背面が黒、腹面が薄い黄色です。

メスの未成熟タイプ(右下)
全体的に鮮やかな朱色です。
孵化したてのうちは薄い赤で徐々に色が濃くなります。
成熟するにしたがって腹部背面が黒くなっていき、胸部に黒い線が出るようになります。

雌雄共に成熟すると胸部に白い粉を吹くのが名前の由来ですね。
イトトンボの仲間は雌雄成熟具合で色彩が変わるものがよくいますが、ここまで違うと全く別種に見えてしまいます。
でも、そんな変化を見ながら観察するのが楽しいんですよね〜♪

Dragonfly of Palau 007



上杉 誠
Makoto UESUGI


posted by ネイチャーガイド at 17:11 | ネイチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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