スプラッシュTODAY(ネイチャー)

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2017年05月27日

パラオの蜻蛉(004) ウミアカトンボ Macrodiplax cora

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ウミアカトンボはその名の通り、海沿いで良く見られる赤とんぼの仲間です。
海沿いに多い種類ではありますが、内陸の淡水域で見られる場合もあります。

中型のトンボですが、やや小さめで、鼻先から尾の先まで全てが赤いのが特徴です。
尾部の背面には黒い模様が入るものもいます。
翅は全て透明です。

飛ぶ速度は割りと速めで、縄張りを円を描くように周回します。
縄張りの中にある休憩場所は決まっているようで、とまるときはほぼ同じ場所にとまりますが、なかなかとまらないので、これまた写真には収め辛い種類です。

目視ではなかなか確認できないことが多いため、分布域はいまいち把握できていませんが、主にバベルダオブの海沿いからニッコーベイ辺りまでがパラオでの生息域になると思われます。

海でトンボ?と言う気もしますが、生き辛い海水域にも進出しているトンボにたくましさを感じます。

Dragonfly of Palau 004



上杉 誠
Makoto UESUGI
posted by ネイチャーガイド at 08:46 | ネイチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月26日

パラオの蜻蛉(003) コモンヒメハネビロトンボ Tramea transmarina euryale

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コモンヒメハネビロトンボはパラオの止水淡水域で見られる中型のトンボです。

胴体の赤いいわゆる赤とんぼですが、鼻先から尾の先まで全てが赤いのが特徴です。
また、翅のほとんどは透明ですが、後翅の基部のみが赤くなっているのも特徴です。

非常に良く似たナンヨウヒメハネビロトンボがいますが、こちらは翅の基部の赤い部分がより広いとされています。飛んでいるときに赤い部分が目立つのが、ナンヨウだと思われますが、まだ確認は取れていません。

というのも、どちらのヒメハネビロトンボもなかなかとまってくれないのです・・・。
非常に縄張り意識が強いようで、自分のテリトリー内に赤とんぼの類が入ってくると、すぐさま追い払う行動を示します。そのため、忙しくテリトリー内(直径10mほど)を飛び回り休む暇も無いほどなのです。
しかも飛ぶ速度が速く、ホバリングもほとんどしないので、写真に収めたり、観察するチャンスが非常に少ないのです。

淡水域の少ないパラオの中で縄張り意識も強いので、然程多くは見られませんが、淡水域に行けば必ず見られるトンボでもあります。
孤独を愛する一匹狼タイプなのかもしれませんね。

Dragonfly of Palau 003



上杉 誠
Makoto UESUGI
posted by ネイチャーガイド at 10:06 | ネイチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月25日

パラオの蜻蛉(002) パラオホソアカトンボ Agrionoptera cardinalis

170525.JPG
パラオホソアカトンボは比較的広い範囲で見られる中型のトンボの仲間です。基本的には火山島の止水の淡水域に多いですが、ロックアイランドにも進出します。
このトンボはパラオの固有種とされています。

尾部の赤い赤とんぼで節などに黒い線は入りません。胸部は黄色と黒の虎模様。翅は全てが透明です。
縄張りはそれほど広くなく、気に入った場所にすぐに戻ってきてはとまってくれますので、観察は容易。比較的近寄っても逃げないので、撮影もしやすい種類です。

ラオのトンボの仲間はあまり遠くへは飛んでいかないようで、ニッコーベイ以南のロックアイランドでは通常トンボは見られません。
しかしながら、ウルクタープルの古代パラオ人の古井戸跡へ行くと本種だけが生息しています。
パラオを象徴するロックアイランドで見られる、パラオ固有種のトンボ。
まさにパラオを代表するトンボですね!

Dragonfly of Palau 002



上杉 誠
Makoto UESUGI
posted by ネイチャーガイド at 09:54 | ネイチャー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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